デンマーク

大会があったり新学期が始まったりと色々と忙しかったので随分と遅くなりましたが、デンマーク分の旅行記を書き上げたので更新しました。今回の旅はデンマークで大体折り返しでした。

 

デンマークではコペンハーゲンをメインに観光しました。

初日は無料で観光できるスポットをメインに回ったんですが、一番印象に残ったのはニューハウンですかね。港沿いのカラフルな家という点でブリッゲンと共通してるんですが、個人的にはこっちの方が気に入りました。ニューハウンでは昼食も食べ、スモーブローというデンマークのオープンサンドとアクアビットをいただきました。アクアビットは結構アルコール度数が高くてキツかったんですが、スモーブローのニシンの酸味とマッチして美味しかったです。

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その後は人魚姫の像を見に行ったんですが、がっかりするんだろうな〜と思いながら行ってもなおがっかりしましたね。さすが「世界三大がっかり」に数えられるだけのことはあります。実物のインパクトが知名度に追いついていないことが原因だと思うんですがそもそもなぜそこまで観光名所になったんでしょうか……?

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この日の最後はアシステンス教会墓地に行き、キェルケゴールアンデルセン、ボーアの墓を見に行きました。今回の旅行では結構著名人の墓も見に行ったんですが、驚くほど質素な墓の人から凝ったデザインの人まで様々で面白かったです。

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たまたま宿への帰り道でラーメンの店を発見したのでそこで夕食を食べたんですが、バカ高かったですね……。ラーメンとビールのセットで3000円くらいしました。肝心のラーメンの味なんですが、肉とスープはそこそこ美味しかったものの、麺が素麺かなんかか?ってくらい柔らかくてイマイチでした……。今回の旅行中特にホームシックになることは無かったんですが、美味しいラーメンが食べられないのだけは辛かったですね。自炊してないこともあって普段は少なくとも週一くらいでラーメンを食べていたので、旅行中は体がラーメンを欲して大変でした。衝動に耐えかねてラトビアでもラーメン食べたんですけどあんま美味しく無かったですね。日本からカップ麺を持っていく方がよっぽど賢明な気がします。

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翌日はコペンハーゲンカードを使ってコペンハーゲンの観光名所を巡りました。このコペンハーゲンカードというのは、コペンハーゲン(近郊も含む)の観光名所の入場料が無料になる上、交通機関をタダで使えるという優れものです。同様のカードは北欧の他の都市でもあったんですが、ヘルシンキオスロは使うほど見るべき場所が多くない、ストックホルムは高すぎて元がとりにくい(しかも交通機関乗り放題がついていない)という理由で使っていませんでした。コペンハーゲンだと比較的簡単に元がとれるので、もし今後行く方がいれば利用すると旅費を節約できると思います。

この日はまずは『ハムレット』の舞台となったことでお馴染みのクロンボー城に行きました。城内では『ハムレット』を元にした劇が至るところでやってました。3枚目はシェークスピアの記念碑です。

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続いては同じくコペンハーゲン郊外にあるルイジアナ現代美術館へ。ムーアやカルダー、ジャコメッティ等々クイズで名前を聞く芸術家の作品を多く見ることができました。現代アートが好きな人は結構楽しめるんじゃないでしょうか。

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コペンハーゲンに帰ってきた後は国立美術館へ。お目当てだった「北欧のフェルメール」ことハマスホイの絵画を見ることができました。来年の1月から東京で彼の絵の展覧会が開かれるらしいので気になった方は見に行くと良いと思います。

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この日の最後はチボリ公園に行きました。コペンハーゲンカードがあれば入園できる(アトラクションに乗るには別途料金が必要)ので、世界最古の遊園地とやらがどんなものか見に行くことにしました。普段遊園地に行くようなタイプではないんですが、とても雰囲気が良く、コペンハーゲンで訪れたスポットの中でもトップクラスに満足度が高かったです。夜のチボリ公園はとてもロマンティックで、こんなところでデートしたら楽しそうだなと園内のカップルが羨ましくなってしまいました。自分の場合まずは相手を見つけるところからなんですが…………。

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デンマーク最終日の翌日はサッカーの試合を見るために朝からオールボーへ行きました。ウツソンセンターで試合開始まで時間を潰した後スタジアムへ。生でサッカーの試合見るのはかなり久々だったんですが、やっぱり面白いですね。

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試合後はイェリングの墳墓群(世界遺産にもなっているルーン文字が刻まれた石碑)を見てからコペンハーゲンに帰る予定だったんですが、列車が遅延したせいで(下記ツイート参照)イェリング行きの電車への乗り継ぎに失敗し、そのままコペンハーゲンに帰ることになりました。結構楽しみにしてたので残念でしたね。

https://twitter.com/bewazol/status/1168225782663188480?s=21

 

 

以下デンマーク旅行の全体的な感想です。

デンマークのここがダメ🙅‍♂️

国鉄がカス                                                                   前述のとおり、平気で遅延する上に職員の態度もイマイチでした。デンマーク国鉄を利用する際にはある程度時間に余裕を持った方が良いと思います。

 

デンマークのここが良い🙆‍♂️

・酒が安い                                                                        カールスバーグなどの有名なビールがあることからもわかるように、酒を飲むのが文化として根付いているらしく、北欧諸国の中ではぶっちぎりに酒が安かったです。スーパーだと安い缶ビールが1本50円くらいで売っていました。あと他の国みたいにアルコールの販売時間の制限みたいなものがなかった(はず)のも大きいですね。北欧旅行に行った際はデンマークで酒を飲みまくるのをおすすめします。個人的には写真のシードルが気に入りました。

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コペンハーゲンはどことなくアムステルダムを感じさせる街並みでしたね。煉瓦造りの建物の中に現代的なテナントが入ってたのが原因でしょうか。ホステルで知り合ったアルジェリア人も同じことを言ってたのである程度の妥当性はありそうですが……。

 

 

次はリトアニア旅行記を書き上げたタイミングで更新します。それでは。

 

スウェーデン(後編)

スウェーデン旅行の後半が終了したので、ブログを更新しました。今回は結構書くことが多くて更新がだいぶ遅れてしまいました。ブログの更新を楽しみにしてくれている人(存在するのかわかりませんが……)がいたら申し訳ないです。

 

後半ではストックホルム観光をメインに行いました。

本当はカルマルも観光する予定だったのですが、時間を10分勘違いしていた結果電車を逃してしまい、カルマル観光に費やせる時間がなくなったので予定を変更してストックホルムの観光をすることにしました。スウェーデンに向かう時もフェリー逃しかけたのに懲りてませんね……。 (時間はしっかり確認しよう!) おかげで代わりの電車のチケット代も含めると1万円くらい無駄にしました……。リカバリーできる範囲だったのでまだ助かりましたが、なかなかに高い授業料ですね……。今後はこういうことが無いように気をつけたいと思います。

 

ストックホルムではまず市庁舎の観光に行きました。ノーベル賞(平和賞以外)の晩餐会の会場になっているところですね。(授賞式は別の場所) 赤レンガで作られたホールや黄金の間が特に美しかったです。

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次はドロットニングホルム宮殿に行きました。クイズで聞いていた印象だと湖に浮かぶ島の上に建ってる感じだったんですが、そもそもストックホルム自体がメーラレン湖の上にある島々でできてるんですよね。外見も当然美しかったんですが、内装も豪華でまさしく「北欧のヴェルサイユ」と呼ぶに相応しい宮殿でした。4枚目の「国家の間」と呼ばれる広間には当時のヨーロッパ各国の権力者の肖像画が飾られていて、中にはナポレオン3世ヴィクトリア女王のものもありました。敷地内には「中国の城」と呼ばれる中国風の建築物があり、「シノワズリここに極まれり」という感じでしたね。ここに限らず、今回訪れた18C〜19Cの建築物には陶磁器が置いてあったり、中国風の装飾が施された家具が設えてあったりして、シノワズリの影響を感じましたね。

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その後はユールゴーデン島に行き、ヴァーサ号博物館(17世紀の巨大な木造船が展示されている)や、世界初の野外博物館として有名なスカンセンを訪れました。スカンセンは職人の工房やパン屋など、かつてのスウェーデンの街並みがそのまま再現されていて興味深かったです。

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ユールゴーデン島を散策した後はシェップスホルメン島の近代美術館へ。有名な芸術家の作品も多く収蔵されていて短時間ですが楽しめました。以下の3枚写真はそれぞれ有名な芸術家の作品なのですが誰のものかわかりますか?

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正解は、上からジャコメッティピカソポロックでした。それぞれ特徴がよく出てますね。国立美術館と同様にここも無料で見学できたのが良かったですね。気軽に立ち寄れるのでストックホルムを訪れる際のオススメスポットの一つです。ただ一目見てすごさがわかる近代以前の芸術作品と違って、現代アートは素人目には良さが伝わりにくい気はしますね。アーサー・C・クラーク風に言うと「充分に発達した現代アートは、幼児の落書きと見分けが付かない。」みたいなところがあるように感じます。自分も昔に比べれば多少はマシになったとは思いますが、まだまだ現代アートの良さを理解するには至っていないのでそういう魅力がわかるような教養を身に付けていきたいですね。

 

最後はノーベル博物館へ。ノーベル賞受賞者ゆかりの品が多く展示されていたので、クイザーなら誰でも楽しめるのではないでしょうか。写真はノーベルの遺言です。

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2日目は前述のとおり予定を変更して前日同様ストックホルムを観光しました。

まずは、ストックホルム市立図書館へ。設計者はスコーグシェルコゴーデンと同じグンナール・アスプルンドです。映画やドラマなんかに出てきそうな美しい内装の図書館でした。ちなみに近くにはかつてリンドグレーンが暮らしていた家もありました。

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その後は前日行く時間のなかった王宮へ。北方戦争に敗れるまではバルト海の覇権を握っていただけあって、今回訪れた他の国の王宮と比べても大規模で豪華でしたね。

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スウェーデンは本当に良い国(イケメンや美女は多いし、料理もそれなりに美味しいし、人は優しいし、何より街並みが美しい!)で、離れるのは寂しかったですね。ストックホルムは特に気に入ったので、将来的にまた訪れるかもしれません。ストックホルムを観光するだけなら2日もあれば主要なスポットは回れるので皆さんも是非一度行ってみてはいかがでしょうか。

書き上がり次第デンマーク編のブログも更新します。それでは。

ノルウェー

ノルウェー観光が終わったのでブログを更新します。今回の旅行ではオスロとベルゲンを中心に観光しました。本当はナルヴィクやハンメルフェストとかも行ってみたかったんですが、日程の都合により断念……。

 

まずはオスロを観光しました。ムンク美術館では有名な『叫び』や『マドンナ』などを鑑賞しました。以前盗難事件が発生した影響か、結構セキュリティが厳重でしたね。

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コンチキ号博物館ではヘイエルダールの業績について学びました。説明のところに「ヘイエルダールは極度の水恐怖症で船員としての経験がなかった」という記述があったんですが、よくそれで航海に出ようと思いましたよね。しかも、「コンチキ号が実際に航行できるか試さないまま航海に出た」みたいな事も書いてあって、想像以上にファンキーな人物だなという印象を受けました。寡聞にして知らなかったのですが、ヘイエルダールってコンチキ号以外にも自説を実証するために何度か航海していたんですね。現在では彼の説は否定的に捉えられがちな様ですが、彼の進取の気鋭は賞賛を受けるに値するものだったのではないでしょうか。

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ノーベル平和センターでは、ノーベル平和賞の受賞者に関する展示(各受賞者の受賞年度、出身国、簡潔な説明)があって、受賞者MOに割と役立ちそうでした。(平和賞で抑えるべき人はそれほど多くないですが……)

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オスロでは最後にフログネル公園を訪れました。最初にヴィーゲランの作品を見た時は個性的だなという印象を受けたんですが、段々癖になっていきました。どういう意図で像を作っていたのかが気になるところですね。

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翌日はソグネフィヨルドとベルゲンを観光しました。フィヨルドに行く途中にフロム鉄道に乗ったのですが、その車窓から眺める景色がとても美しかったのが印象的でした。

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その後はフィヨルドをクルーズ。氷河によってこの地形が形成されたのかと思うと地球の営みの偉大さを感じますね。

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ベルゲンは世界遺産にもなっているブリッゲンがカラフルで綺麗でした。夕暮れ時にフロイエン山から眺めるベルゲンの街もなかなか良かったです。

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どうでもいい話なんですけど、ベルゲンで宿泊したホステルが2kmくらい急な坂道を登ったところにあって、10kgのスーツケースを引きずりながら「俺は現代のシシュポスか?」という考えに捉われていました。確かにホステルの近くから見る夜景は綺麗だったんですが、わざわざこんなところに作らなくても……という気持ちにはなりましたね。

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ノルウェーはとにかく物価が高かったですね。北欧は一般に物価が高いと言われていますが、フィンランドスウェーデンと比べても物の値段が高かった気がします。(店にもよるが大体日本の2倍くらいの値段) 結構お金を切り詰めながら旅行してるのでもうノルウェーで買い物しないで済むと思うと助かりますね。ノルウェーを出る喜び。実際ノルウェーは長期滞在にはあんま向いてない気がします。観光地もそれほど多くないですし。

次はスウェーデン観光が終わったタイミングでブログを更新したいと思います。それでは。

スウェーデン(前編)

スウェーデンにもまた後で戻ってくるんですが、一度出国したのでひとまず感想をあげときます。

 

スウェーデンへは船で入国しました。出発時間を1時間間違えていて危うく乗り損ねそうになったのは本当に危なかったですね。スーツケースを持ってトゥルクの街を爆走しました。

ストックホルムに到着後は早速イッテルビー鉱山に向かいました。(まずそこかよって感じなんですが) ストックホルムからは大体1時間くらいですかね。ここの鉱石から4種類の元素が発見されたのかと思うと、なんだか不思議な気持ちになりました。そこら辺に落ちてる石も、普段目にするものとは光沢などが違って鉱物っぽい感じがしました。(小並感)

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イッテルビーから戻ってくると昼過ぎだったので、そのままストックホルムを観光。まずは世界遺産にもなっているスコーグシェルコゴーデンを訪問。静かな森の中に墓が立ち並ぶ様は厳かで、それでいて明確なデザインに基づいて設計された墓地は美しさも感じさせ、世界遺産に登録されているのも納得でした。ちなみに墓地にはグレタ・ガルボの墓もありました。

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カロリンスカ研究所などを訪れた後、国立美術館へ。セザンヌレンブラントなどの有名画家の絵も多く収蔵されていたんですが、無料で見ることができてお得感がありましたね。アルチンボルドの『法律家』はまさかここにあると思ってなかったので見つけたときは結構驚きました。

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翌日は朝からストックホルム近郊のウプサラに出かけました。街の規模はそこまで大きくなかったのですが、ウプサラ大聖堂やウプサラ城を始め、歴史を感じさせる街並みでした。

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まずリンネ博物館でリンネに関する展示やリンネの作った庭園を見学した後、ウプサラ大学に向かいました。ウプサラ大学では学生たちが集団で仮装行列みたいなのしてたんですけどあれは何だったんですかね?大学の付属博物館は、著名な科学者が実際に用いていた器具など、理系を中心に展示が充実していてなかなか面白かったです。

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ストックホルムに帰ってきた後は旧市街のガムラスタンを散策しました。特にどこかを訪れるわけでもなくブラブラしていただけなのですが、色とりどりの家々が立ち並んでいて、ただ歩くだけでも楽しめました。

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メインの観光(ドロットニングホルム宮殿やスカンセン野外博物館など)は後半に取ってあるのですが、前半だけでも十分にスウェーデンを堪能することができました。やはりフィンランドに比べて観光地が多いことや、ただ街を歩いているだけでも楽しいことが影響しているんでしょうか。

次はノルウェー観光が終わったタイミングであげます。それでは。

フィンランド(前編)

とりあえずフィンランドの観光が終わった(後でまた戻ってくるんですが)ので簡単な感想みたいなのを書いときます。


ヘルシンキは一国の首都としては(今までに訪れた他の国と比較すると)観光地がそれほど多くないなという印象を受けました。丸一日あれば主要な観光地は全部見て回れるんじゃないでしょうか。

今回訪れた中だと岩のドームの中にあるテンペリアウキオ教会が一番良かったです。f:id:vinegarlover:20190822140346j:image

あとはLöyly(ローリュ)で本場のサウナも体験しました。サウナに入った後水風呂ではなく海に飛び込んで体を冷やすのが面白かったです。ヴィヒタを生きた知識にできなかったのは少し残念。

マリメッコの本社にも行ったりしました。食器は結構オシャレだなと思うので帰るときに買っても良いかもしれないですね。食堂は値段の割には量が食べられて栄養もあるので良かったです。(ビートのスープが結構美味しかった)

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ヘルシンキで一番印象的だったのは公共交通機関が使いやすいことですかね。専用アプリがあるんですけど、近くにある停留所や駅がわかる上に、ルート検索ができたり、アプリ上でチケットが買えたりしてめちゃくちゃ便利でした。日本でも導入してほしい。

あと、公共交通機関に関して言うと、国鉄も地下鉄も改札が無いんですよね。事前にICカードにお金をチャージしてそれを駅にある機械にタッチしたり、ネットでEチケットを購入してそれをQRコードで読み取ったりするんですけど、悪用すればタダ乗りできてしまうので、信頼に基づいてシステムが成り立ってるのはフィンランドのお国柄が現れてるのかなあと思ったり。


トゥルクは街中に石畳が多くてスーツケースを持ってると歩きにくいのが難点でしたが、トゥルク大聖堂やトゥルク城など、古都という感じの町並みで、個人的にはヘルシンキよりも好きでした。シベリウス博物館は見所がたくさんでもっと時間かけて見て回りたかったですね。

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フィンランド全体の印象としてはやっぱり物価は高いのかなという気がしました。長くいたわけではないのでそこまで何かを買ったわけでもないんですが、食料費とかは日本に比べても高かったです。(500mlのコーラ1本が300円くらいする)

ただ、人は結構優しい印象があったし、福祉制度も整っているので住む分には悪くなさそうですね。

スウェーデンの観光が終わったらまた新しい記事をあげます。それでは。