スウェーデン(後編)

スウェーデン旅行の後半が終了したので、ブログを更新しました。今回は結構書くことが多くて更新がだいぶ遅れてしまいました。ブログの更新を楽しみにしてくれている人(存在するのかわかりませんが……)がいたら申し訳ないです。

 

後半ではストックホルム観光をメインに行いました。

本当はカルマルも観光する予定だったのですが、時間を10分勘違いしていた結果電車を逃してしまい、カルマル観光に費やせる時間がなくなったので予定を変更してストックホルムの観光をすることにしました。スウェーデンに向かう時もフェリー逃しかけたのに懲りてませんね……。 (時間はしっかり確認しよう!) おかげで代わりの電車のチケット代も含めると1万円くらい無駄にしました……。リカバリーできる範囲だったのでまだ助かりましたが、なかなかに高い授業料ですね……。今後はこういうことが無いように気をつけたいと思います。

 

ストックホルムではまず市庁舎の観光に行きました。ノーベル賞(平和賞以外)の晩餐会の会場になっているところですね。(授賞式は別の場所) 赤レンガで作られたホールや黄金の間が特に美しかったです。

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次はドロットニングホルム宮殿に行きました。クイズで聞いていた印象だと湖に浮かぶ島の上に建ってる感じだったんですが、そもそもストックホルム自体がメーラレン湖の上にある島々でできてるんですよね。外見も当然美しかったんですが、内装も豪華でまさしく「北欧のヴェルサイユ」と呼ぶに相応しい宮殿でした。4枚目の「国家の間」と呼ばれる広間には当時のヨーロッパ各国の権力者の肖像画が飾られていて、中にはナポレオン3世ヴィクトリア女王のものもありました。敷地内には「中国の城」と呼ばれる中国風の建築物があり、「シノワズリここに極まれり」という感じでしたね。ここに限らず、今回訪れた18C〜19Cの建築物には陶磁器が置いてあったり、中国風の装飾が施された家具が設えてあったりして、シノワズリの影響を感じましたね。

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その後はユールゴーデン島に行き、ヴァーサ号博物館(17世紀の巨大な木造船が展示されている)や、世界初の野外博物館として有名なスカンセンを訪れました。スカンセンは職人の工房やパン屋など、かつてのスウェーデンの街並みがそのまま再現されていて興味深かったです。

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ユールゴーデン島を散策した後はシェップスホルメン島の近代美術館へ。有名な芸術家の作品も多く収蔵されていて短時間ですが楽しめました。以下の3枚写真はそれぞれ有名な芸術家の作品なのですが誰のものかわかりますか?

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正解は、上からジャコメッティピカソポロックでした。それぞれ特徴がよく出てますね。国立美術館と同様にここも無料で見学できたのが良かったですね。気軽に立ち寄れるのでストックホルムを訪れる際のオススメスポットの一つです。ただ一目見てすごさがわかる近代以前の芸術作品と違って、現代アートは素人目には良さが伝わりにくい気はしますね。アーサー・C・クラーク風に言うと「充分に発達した現代アートは、幼児の落書きと見分けが付かない。」みたいなところがあるように感じます。自分も昔に比べれば多少はマシになったとは思いますが、まだまだ現代アートの良さを理解するには至っていないのでそういう魅力がわかるような教養を身に付けていきたいですね。

 

最後はノーベル博物館へ。ノーベル賞受賞者ゆかりの品が多く展示されていたので、クイザーなら誰でも楽しめるのではないでしょうか。写真はノーベルの遺言です。

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2日目は前述のとおり予定を変更して前日同様ストックホルムを観光しました。

まずは、ストックホルム市立図書館へ。設計者はスコーグシェルコゴーデンと同じグンナール・アスプルンドです。映画やドラマなんかに出てきそうな美しい内装の図書館でした。ちなみに近くにはかつてリンドグレーンが暮らしていた家もありました。

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その後は前日行く時間のなかった王宮へ。北方戦争に敗れるまではバルト海の覇権を握っていただけあって、今回訪れた他の国の王宮と比べても大規模で豪華でしたね。

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スウェーデンは本当に良い国(イケメンや美女は多いし、料理もそれなりに美味しいし、人は優しいし、何より街並みが美しい!)で、離れるのは寂しかったですね。ストックホルムは特に気に入ったので、将来的にまた訪れるかもしれません。ストックホルムを観光するだけなら2日もあれば主要なスポットは回れるので皆さんも是非一度行ってみてはいかがでしょうか。

書き上がり次第デンマーク編のブログも更新します。それでは。